No.0346>妄想気分>作家の想像力って

物語を紡ぐ作家の姿勢として小川洋子さんのものはとても素敵だ。作家が物語を作るのではなくそこにあるものを聞いているだけという謙虚なのだ。そして一つ一つの作品をとても大切にしている気持ちが伝わり、読者の一人である自分もつい姿勢を正してその作品に当たりたくなる。

たぶん、今後もこの作家の作品は愛すべきものになるだろうと、強く思う。

妄想気分

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