No.0435>小説家の作り方

小説を目指す人のための本ではありませんので、間違えてはいけません。ただ小説を作る人の生活と、それを目指す一人の人間の出会いと絆を描いた一小説です。

何で小説を読むのか。それはおもしろいからだ。そういう気持ちが強い自分としては、この小説の中で登場する「この世で一番おもしろい小説」というものに、とても惹かれました。人それぞれ違うのではないかという気持ちもあれば、万人がおもしろいと思う小説があるとすれば、それは読んでみたい。

一読書人としては切に願うのです。

小説家の作り方 (メディアワークス文庫)

小説家の作り方 (メディアワークス文庫)