Kindleを使って2週間の雑感

Kindle、いいです。電子書籍ライフをはじめるのなら、Kindleだねとお薦めしたい。

ついに来た黒船Kindle日本上陸から2週間。紀伊國屋書店のkinoppyを中心に電子書籍ライフを満喫していたのですが、ここはKindle中心に移してみたらどうなるか、個人的取り組みを行なってみました。

一番多く購入したのはやはりコミックになりますが、小説を中心に新書なども購入して日々読んでみました。利用端末は外ではスマホAndroid)で自宅ではちょっと前まで「新しいiPad」だった端末す。2週間で40冊ほど。

品揃えには好みがあるので、そこには触れずにKindleとkinoppyの評価をすると、今時点ではKindleに軍配かな。使い勝ってが電子書籍としての利用にこだわって作りこまれているところが、勝因です。
(あくまで個人の感想ですw)

以前にも書きましたが、kinoppyは本から電子書籍化を行うという観点から、本としての読書体験を電子化したあとも再現しようとしているように感じます。ただ、今時点ではちょっと足りない感じがします。

大してKindleは本としての読書というよりも、電子書籍としての読書を新しく提案しているように感じます。

日本の出版社がAmazon来襲ハンターイと叫んで電子書籍化の波を遮っていた数年前に、どっかの出版社のナントカさん(すいません、全てアバウトで^^;)、電子書籍化をしない理由に日本語レイアウトの問題をあげていた方がいました。

曰く、日本語書籍のレイアウトは色々と工夫・こだわりがあり、それが再現できないうちは電子書籍化はしたくないという内容でした。行送りやページ送りとか行間、字間とか活字時代の名残を引津っているとしか個人的には感じない内容でしたが。

実際に電子化された書籍を読むときに読みやすいのは、紙のレイアウトを再現するよりも読書をしている端末に合わせて最適なレイアウトになるように自動で調整がされることのほうが何十倍も嬉しです。紙で読みたければ紙で買いますしね。電子書籍で読んでいるんだからそれに最適化しましょうよ、という感想です。

とりあえず、いいっすよ。Kindle日経新聞瀬戸内寂聴のインタビューで電子書籍は絶対に普及していくとありましたが、そのとおりです。早いところ、波に乗ったほうがいいんじゃないと思います。電子書籍化されたら、買ってみようという本と人間もきっといるでしょうし。