遅読家のための読書術

速読術に関するテクニック集ではありませんが、大量に本を読むためにどうしたらいいか。ナイスなヒントに溢れた一冊です。

気になったエッセンスとしては「1ライン・レビュー」でしょうか。Kindle版で書籍を読んでいていいところは、手軽にラインやメモを取れるところでしょうね。斎藤孝氏の三色ボールペンの影響で紙本では随分と線を引いたものですが今はiPadでの読書中に色つけでラインを引いています。これはAmazonサイトにて簡単に一覧で見られるので、振り返りも手軽にできるのです。

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そもそも本を熟読した方がいいのか、それともさくっとわかるところを読んだ方がいいのか。本がまだ少ない時代と現在年間で数万アイテムが流通する時代では一冊にかける重みも違ってくると思います。今の方が軽めの本があるわけでもないし、昔だって軽い本はいっぱいあったと思いますし。たくさんアイテムがあるのなら、たくさんの中から光る物を見つける方がいい物が見つかる可能性があるのではないかと。

読みたい本がたくさんある! っていうひとにちょっと時間を割いて一度読んでみてもいいかもしれない一冊。


遅読家のための読書術

遅読家のための読書術