ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」

個人的に純粋にSONY製品が結構好きということもあり、この「ソニー再生」は非常に楽しく、また興味深く読みました。

異端?

サブタイトルに売り文句のため?に異端のリーダーシップとありますが、本書を読んでいる限り、特別なことをしている印象は全くありません。むしろ当然であろう(こういうひとくくりにするのはかんたんすぎるキライもありますが)行動をしっかりと行った結果に感じました。

KANDO

こういう強いメッセージをしっかりと発信して、その目標に向けて人心を一つにすることの大事さを体現しています。

またSONY製品が好きな理由として、触って気持ちが良いという事があるのですがまさにラストのこの言葉がピンときました。

「人に寄り添う」という、なんとも定量化したり言語化したりするのが難しい感覚の部分が大切になる。これはアイボも車も同じだというわけだ。人と機械が触れ合う際にどうしても生じる違和感のギャップを、ソニーが持つ様々なテクノロジーで埋めていくのだ。 この「人に寄り添う感覚」を突き詰めていく仕事こそ、「KANDO」をいう価値を生み出すのだ。

とてもよい読了感、満足感に浸れました。