FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

数字が苦手という人にほど読んでもらいたい一冊

数字を分析する能力をとやかく言うのではなく、思い込みによる世界認知の誤りがあることを痛切に知らされる。

猿よりも低い認知率

  • 3択で猿がダーツを投げたら、3割ずつの比率になる。思い込みがある状態で、世界情勢についてクイズを出すと「思い込み」により、誤った選択をするという。これは世界はどんどん変化しているにもかかわらず、以前の状態のままの知識でいるため、誤った選択をしてしまうということ。

本書の例でよく取り上げられているのが生活レベルの変化である。レベル1~レベル4までの中で生活レベルが定義されている。以前はレベル1の世代が多かったが、レベル1世代が改善しレベル2,3へと変化している。貧困にあふれていると

数字に騙されない

とにかく正確な事実を見ることが一番大事。

メディアでは客観的な数字で、あたかも紛れもない事実であるかのごとく解説をしていますが、数字なんて見方を変えればいくらでも語れるもの。偏見をもてとも捨てろとも言いませんが、うのみにするのは絶対に避けるべきだと思います。